本記事では、静岡県東部の富士市比奈で行ったエクステリア工事をご紹介します。
お客様より、「低予算でシンプルに仕上げてほしい」とのご相談を受けました。
また、玄関前のアプローチは木目タイルを使用してほしいとのことでしたので、こちらをプランに入れさせていただきました。
木目タイルをただ平坦に配置するだけにしてしまうと、タイルが浮いてしまいバランスが取れないアプローチとなってしまうことが懸念されます。
そのため、立体感や躍動感を演出するために程よい砂利目地や角柱(かくちゅう:角材を垂直に建てたもの)を設置するプランをご提案させていただきました。
上記の図面をご提出させていただき、お見積り・プラン内容に満足され御契約となりました。
本記事では、実際の施工写真や使用部材の紹介をさせていただきます。
もくじ
1.施工箇所紹介
ここでは、実際に施工した様子の写真や部材を紹介させていただきます。
弊社がどのような工事や部材を用いてエクステリア工事をするのかを理解していただければ幸いです。
2-1.駐車場の土間コンクリート
駐車場を土間コンクリートにすることにより、車の泥汚れを防ぐことができます。
アスファルトを利用する方もいらっしゃいますが、コンクリートのほうが耐
用年数が約4年ほど高く、熱を蓄えにくいといった利点があります。
これらの理由により、駐車場を土間コンクリートにする方が多いです。
デメリットとしては人や車が出入りできるようになるまで養生期間が必要になってしまうので、少しの間、車などを別の場所に泊めておく必要があります。
駐車場の土間コンクリートの施工手順や相場を詳しく知りたい方は「土間コンクリートの費用や相場が分かる1㎡当たりの平米単価とは」をご覧ください。
また、こちらの記事には養生期間について、詳しく記載されていますので、「住宅外構工事の駐車場土間コンクリートの養生期間とは」こちらをご覧くださいませ。
ここでは、砂利目地を用いた土間コンクリートを設置させていただきました。
上記写真の通り、滑り止め+軽微なヒビを目立ちにくくするよう、「刷毛引き仕上げ」を使用させていただきました。
詳しい仕上げ方法に関しましては、「刷毛引きや金ゴテ仕上げなどの土間コンクリートの表面の4つの種類」をご覧ください。
2-2.玄関周り
続いては玄関周りの施工事例を紹介していきます。
柱を立て観葉植物などを育てられる空間と明るい木目のタイルを使用しました。
こちらの柱は、下記写真のタカショーの京町家かきちゃを使用しております。
タイルは下記写真のLIXILのグランフォレスタを使用しております。
また、木目とコンクリートは相性が良くないので、隙間に5号砕石と呼ばれる砂利と、ぐり石という粒の大きい石を配置させていただきました。
2-3.その他施工箇所
家の周りには防草シートを敷き砂利敷きにしました。
防草シートを敷くのと敷かないのとではメンテナンスの時間が大幅に軽減されるので、ほとんど必須といっても過言ではないでしょう。
砂利敷きのメリットや防草シートの相場など詳しく知りたい方は「庭の雑草対策のための防草シート+砂利敷き工事の費用解説」をご覧ください。
まとめ
こちらが施工前と施工後の写真になります。
このようにして、無事に工事を完了することができました。
この度は、工事の御依頼を頂きまして本当にありがとうございました。
これからも末永いお付き合いをお約束致します。