静岡県三島市のバーグチップから化粧砂利への敷き替え工事

お庭に敷く化粧砂利にはさまざまな種類の物があり、地面をおしゃれに演出してくれます。

例えば、外壁と合わせた色の砂利を敷けば一体感のある外構になりますし、逆に特色のある物を撒けば一味違う空間を製作することも可能です。

ただ、化粧砂利は大きさや形などの特性をしっかりと理解していなくてはいけません。

例を挙げると、車が走行する箇所に超小粒(5mm程度)の物を使用してしまうと、タイヤの溝に挟まったり容易に砂利を削ってしまったりしてしまうのです。

逆に大粒(40mm程度)の物を人が歩行する場所に敷くと、歩きずらくなってしまいます。小さな足のお子様の場合、特に転倒などの危険があります。

このような砂利の特性を理解した上で、デザイン等を考慮していかなければ、良い外構工事(エクステリア工事)を行うことはできません。

また、昨今では上記写真のようなバーグチップ(ウッドチップ)と呼ばれるおしゃれな製品も出ています。

これは、砂利と比べて視覚的にも柔らかみがあり、化粧砂利とは違う空間を作り上げることができるのです。

ただ、バーグチップは木であり一つ一つの重量が小さいため、風で飛んでしまったり雨水により流されてしまったりする恐れがあります。

このようなことにならないためにも、ウッドチップを敷いた際、コーティングする必要があります。しかし、一部の悪徳業者はこれを知らずにチップを撒くだけで作業を終了してしまうのです。

本記事では、実際に高額の工事金額でウッドチップを敷いたにも関わらず、風で飛んでしまうことに困惑し、違う化粧砂利に敷き直した「三島市N様邸化粧砂利敷き替え工事」を紹介します。

もくじ

1.お問い合わせから工事の依頼を受けるまで

この度、N様より「9か月ほど前に施工したウッドチップが風で飛び散ってしまい困惑している」というお問い合わせをいただきました。

早急な対応が求められていると判断したため、すぐに現地を視察にいきました。

すると、ウッドチップが家のお庭の至る所に飛んでいたばかりか、周辺道路や近隣のお宅にまで飛散してしまっていたのです。

N様にお話を聞いたところ、「高額の工事であったのに、現状を説明しても対応してもらえない」「ウッドチップを見たくないので違う化粧砂利に変えてほしい」と大変悲痛なご相談をいただきました。

そこで、早急にデザイン及び化粧砂利の種類を選定し、お見積書を提出しました。

N様は、弊社(MKプランニング)の金額とプラン、そして対応に満足してくださりご契約となりました。

2.工事着手

工事日は、ご依頼をいただいてなるべく早くに行いました。

N様より、「風が吹くたびにチップが心配で、仕事に集中できない」とお話しされていたたためです。

まず、上記写真のように敷いてあったウッドチップをトラックに積み込み、所定の会社へ持っていき処分します。

風の影響で飛んでしまっていたチップも、同様にかき集めて処分しました。

すでに敷いてあった防草シート(ぼうそうしーと:雑草が生えてこないようにするためのシート)を再度固定し直して、スコリヤ(すこりや:赤茶の化粧砂利)を敷きます。

植栽部(上記写真左側)に関しては、アクセントをつけるために種類の違う化粧砂利を撒きました。

すべて、きれいに均して完成です。

まとめ

このようにして、ウッドチップの敷き替え工事は終了しました。

この度のN様邸を施工された業者のように、知識や経験が無いのにもかかわらず、高額な費用を請求して粗悪な工事をする「悪徳業者」が後を絶ちません。

このようなケースを防ぐためにも、工事を依頼する会社がどのような施工を行っているのかを知る必要があります。

さらには、弊社にも数名おりますが、エクステリアプランナー等の有資格者が在籍しているかどうかも大切な判断材料になってきます。

あなたのお庭の工事を依頼する際は、お近くの信頼できる外構工事専門業者(エクステリア会社)に問い合わせするようにしましょう。

N様、この度は弊社へ工事のご依頼をいただき本当にありがとうございました。これから先も、末永くN様邸の住環境の改善に携わって参ります。

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