静岡県静岡市で行った土間コンクリート工事・外構工事の作業事例

水はけが悪い土地では、土や砂利のままでは歩きずらく、靴が汚れてしまいます。

このような地面では、せっかくの新築の住宅でも格好がつきません。

また、外観が悪いだけでなく、利便性にも欠けてしまいます。例えば、車のタイヤで家の外壁に泥ハネしてしまったり、最悪のケースではタイヤが泥に埋まってしまうようなこともあり、大変危険です。

こうなってしまっては、生活にも支障をきたしてしまい、もはや手遅れです。

このようなとき、地面をアスファルトやコンクリートで覆うことを強くお勧めします。

歩行や車の走行がしやすくなるばかりでなく、宅内の土や砂利を周辺道路に撒き散らすこともなくなります。

また、雑草が生えてくる危険性がなくなりメンテナンス要らずのお庭になります。

本記事では、実際にこのようなお悩みを持ったお客様から、ご相談を受け工事を行った「増美屋(ますみや)様土間コンクリート・エクステリア工事」を紹介します。

もくじ

1.お問い合わせから工事の依頼を受けるまで

この度、増美屋(ますみやという名の会社)様より、「事務所の改築に伴い土のままになっている箇所があるのでコンクリート舗装してほしい」というお問い合わせをいただきました。

建物の建築に従い、既存の土間コンクリートを解体してあるとのことでしたので、一度現地を視察しました。

現場では、事務所の新築工事が行われていて、様々な箇所のコンクリートが剥がされていました。機械にて激しく壊したようで、割れている箇所は真っ直ぐではなくボコボコになっていたため、これをきれいにする処置も必要となります。

そのほか、詳しくお話を聞くと敷地の一部を「貸し駐車場として使用したい」というご希望がありましたので、ライン引き等の施工も必要となりました。

さらには、上記写真のような事務所を囲うフェンスや出入り口部のゲートもお見積りの依頼を受けました。これは、事務所を建築しているハウスメーカーさんと相見積もり(あいみつもり:複数の会社に見積りを依頼すること)となります。

早速、資料や寸法を持ち帰り、お見積書を作成しました。完成後、すぐにお客様のもとへと持っていきました。

すると、「ハウスメーカーさんのお見積りよりも1割以上も安い。工事の方、よろしくお願いします。」と、大変喜ばれました。

これは、弊社が直施工(ちょくせこう:実際に工事を行うこと)である何よりの強みです。

一方、大手ホームセンターやハウスメーカーは、実際の施工店の見積りに2割程度の中間マージン料を上乗せします。これにより、お見積金額に大きな差ができてしまうのです。

お客様に、金額とプランを共に納得していただきご契約の運びとなりました。

2.工事着手

晴天の日を迎え、いよいよ工事の着手となります。

まず、コンクリートを流し込む前に、土を削り取り残土処分(ざんどしょぶん:不要な土を場外に搬出すること)します。

※残土処分については、「発生残土処分・盛土費用の仕組み:GLとは?」をご覧ください。

土間コンクリートは、上記図のような断面になっているため、コンクリートと砕石(さいせき:砂混じりの砂利で安定した層を作ることができる)を足した厚さ分(15cm)土を取るのです。

次に、砕石を敷き均し、専用の機械で転圧(てんあつ:締め固めること)します。

締め固まった砕石の上に、上記写真のようなワイヤーメッシュを敷きならべていきます。

これは、コンクリートのひび割れ防止や強度を上昇させるために生コンクリート中に挿入するのです。

悪徳業者の場合、コスト削減のためワイヤーメッシュを敷かないこともあるので要注意です。

その後、生コンクリートを流し込む前に設置しなくてはいけない、上記図のようなフェンスの柱とアコーディオン門扉の柱を立てます。

ここまでの段階を経て、ようやく生コンクリートを流し込むことができるのです。

生コンクリートは、打設(だせつ:生コンを流し込む一連の作業)した後、硬化までの間に手早く均さなくてはなりません。そのため、何度も硬化前のコンクリートをきれいにしていきます。コンクリート塗装では、この作業が一番大事な工程であり仕上がりに大きく関わります。悪徳業者ですと1.2回均しただけで刷毛を引いて工事を終わらせてしまい、ヒビが入りやすい土間コンクリートになってしまいます。

また、均していく際に平が取れていないと雨水がたまってしまいせっかくの土間コンクリートが台無しになってしまいますが均せば均すほどより平らになりヒビも入りずらくなります。

増美屋様の場合、駐車場として使用する目的があるため、コンクリートの表面は刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ:ホウキで掃いたような目をつけた仕上げ方法)にしました。

これにより、滑りにくくなるばかりでなく、コンクリートの表面には必ず表れるヘアークラック(髪の毛のように細いヒビのこと)を目立ちにくくすることができるのです。

コンクリートの硬化を待って、最後に仕上げ作業を行います。

増美屋様が貸し駐車場にする予定があるため、コンクリートにタイヤが擦れても消えにくいラインを引き、フェンスやアコーディオン門扉を組み立てて完成となります。

まとめ

 

このようにして、増美屋様のコンクリート工事を終えることができました。

増美屋様には、非常に喜んでいただき弊社も大変満足しています。

このように、コンクリート舗装を希望している場合、外構工事専門業者(エクステリア会社)に依頼するようにしましょう。

大手ハウスメーカーやホームセンターとは違い、中間マージン料が発生しないからです。

また、悪徳業者に引っかからないように本記事のようなサイトをたくさん閲覧することを推奨します。

増美屋様、この度は弊社へ工事のご依頼をいただき、本当にありがとうございました。これからも、住環境を通じて末永くお付き合いをすることをお約束致します。

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