富士市天間エクステリア工事：静岡県東部の外構工事

静岡県富士市天間にお住いのＳ様より、「新築住宅のトータルコーディネート（庭全体の工事）」をしてほしいと相談をいただきました。このとき、Ｓ様はすでに家を建てたハウスメーカー（工務店）からの外構（エクステリア）プランとお見積書を受け取っていました。

しかし、住宅メーカーの提案内容や金額に不安や不満があり、「新しい外構プランを作ってほしい」とのことでした。

Ｓ様は、工務店やハウスメーカーが高いマージン（手数料）をチャージして実際の工事は下請け業者に丸投げしたり、パターン化されたデザインを提案したりしてきていることを知っていたからです。

そこで、弊社のように設計から施工までを一貫して全て自社で行っている会社にエクステリア工事を依頼して、「柔軟性のあるプランを出してもらいつつ、無駄な手数料を削減したい」ということをおっしゃっていました。また、さらにお話を伺ってみると、「シンプルモダンな住宅の外観にマッチする外構工事（エクステリア工事）をしてほしい」という要望でした。

現地調査から契約まで

Ｓ様のようにトータルコーディネートを希望されている方の場合、お宅を訪問させていただき、現地調査を実施させていただきます。正確なお見積りや外構プランを作成するためには、敷地の形状やお宅の外観を確認する必要があるからです。

このとき、排水枡の位置も確認します。それは、排水枡がある位置をなるべく避けて構造物を作成したいからです。次に、敷地の境界線も確認します。現地調査では、この作業は大変重要なことです。この作業を怠ると、お客様の大切な土地の形状を変えてしまったり、隣人とのトラブルになったりしてしまいます。

また、土地の高低差や土質、構造物（現在あるコンクリート壁やブロックなど）の劣化の有無を確認します。

もし、劣化している構造物があればお客様に報告します。傷んでいるコンクリートやブロックをそのままにしてしまうと、傾きや破損の可能性があり、安心・安全な生活に支障をきたすことがあるからです。また、建物を新築したにもかかわらず、汚損の激しい構造物があっては外観も損なわれます。幸いなことに、Ｓ様のお宅には著しく劣化した構造物はありませんでした。確認すべき内容を把握できたため、ここでＳ様邸の現地調査は終わりです。

その後、一週間程度のお時間をいただき、プランとお見積書が出来上がり次第すぐに提出しました。すると、Ｓ様から「こんなにもハウスメーカーと違うのか」という嬉しい声をいただきました。

ただ、外構プランはこれで完成するわけではありません。お見積書が出来上がることで、付け足したり取り除いたりしたい細かい要望が明確になるからです。そのため、その後もお客様が納得するまでプランの変更や打合せをさせていただきました。

度重なる打合せの後、Ｓ様にプランと金額に満足していただき晴れて契約となりました。

工事着手

まずは、道路境界線に沿って積むブロックとフェンス（安全柵）の施工です。このとき、ブロック積みを設ける箇所が道路沿いであったため、安全面を考慮すると強固なものにする必要がありました。そのため、基礎コンクリート（ブロックの倒れ止めとして、地中に埋まっているコンクリート）を通常より大きなものにしてあります。