昨今では建物をリフォームされるお客様が大変多く、それに伴い家の外(外構)もリフレッシュする事例が大変増加傾向にあります。
お施主様にお話を伺うと、「建物だけを改築しても外回りもきれいにしなくては不便・不満点が改善されない」と仰っていました。
確かに住まいには、年齢や経年劣化に伴い使いにくい箇所や改善すべきところが多かれ少なかれ出てくることは普通のことです。
そんな時、外部をもリフォームすることで建物をより一層引き立たせつつ、暮らしやすい環境へと作り変えることはおススメすべき工事です。
本記事では、富士市今泉で実際に施工したこだわりのエクステリア工事をご紹介いたします。
もくじ
1.使用部材・施工説明
ここでは実際に工事で使用した商品を紹介していきます。
上記の写真のような、図面のもとに工事を進めます。
素材や商品には、お客様のこだわりが強く打ち合わせは、メールや対面で何回も納得のいくまで行わせていただきました。
1-1.ウッドデッキ・シェード
ウッドデッキは、お施主様の要望が強く新商品(2020/11月現在)の「LIXIL ウッドデッキDS」を採用しました。
こちらの商品は、製品の素材・カラーにこだわりを持っていて、H様のお宅にぴったりの高級感のある床板になります。
上記写真のように、3色の中から選択できて高級感を保ちつつ、簡単なメンテナンスで長期に渡り美観を保つことができます。
こちらのウッドデッキを作成し、ステップを2か所設置させていただきました。
ウッドデッキ設置部の引き違い窓の上には、上記写真のようなシェード(しぇーど:日よけカーテンのこと)を取付させていただきました。
こちらの商品は、上記写真のように斜め方向に伸ばして使用できますので、風の流れを極力止めずに日よけできる商品となっています。
こちらは、LIXILのスタイルシェードという製品です。
1-2.目隠しフェンス
境界部は、ウッドデッキに出ても目線が気にならないよう、目隠しフェンスを設置させていただきました。
こちらも、木目調の雰囲気を乱さないように人工木で木目のある商品を採用させていただきました。
天然の木の場合、1年に1度程度の塗装が必要になることやその塗装も場所によってはかなり大変な作業になってしまうことがあります。
木の風味や温もりを同じように味わうことはできませんが、人工木でも近い商品が昨今では増えてきています。
これらを考慮した結果、ウッドデッキ同様と同様にメンテナンスや長期の美観を保つために人工木(樹脂製)を使用しました。
上記写真の「エコモック モクメ」という板を柱に貼り付けました。
フェンスの柱材は、「三協アルミ ホロー材」を立てています。
この味のあるフェンスを設置することにより、高級感のある空間の演出ができています。
1-3.地面
上記写真のように、ウッドデッキの下は防草シートを敷いて5号砕石(ごごうさいせき:5号サイズ(15~25mm)の砂利)を撒きました。
手前の黄色い砂利は、錆砂利という錆色の砂利を使用しました。良い雰囲気が出ています。
防草シートは、プランテックス125という商品を使用していて半永久的に雑草の育成を防ぐことができます。
防草シートについて詳しくは、「雑草対策で活躍する除草シート(防草シート)の敷き方4工程」をご覧ください。
1-4.出入口部
出入口部には、新たに門扉(もんぴ:門及び扉のこと)を設置させていただきました。
こちらの商品は、LIXILの開き門扉AB YR2型という商品です。
また、写真では確認できませんが、以前は25cmほどあった高い階段にもう1段設けて、段差の低い上がりやすい出入口へと外構リフォームさせていただきました。
1-5.ポスト
お客さんのお宅の雰囲気を崩さないような、高級感のあるポストを設置させていただきました。
こちらの商品は、オンリーワンクラブのボーノクラシコⅢという商品です。
製品の美観もさることながら、ダイヤルロック式のため防犯効果も抜群です。
まとめ
このようにして、細部の素材にこだわった外構リフォームを無事に完了することができました。
目隠しフェンスを設置することにより、プライバシーを守ることができます。板には隙間を設けていますので、風の流れをすべて止めることはありません。
板の模様は木目の入った樹脂板を使用することにより、雰囲気を演出しながら、メンテナンスフリーを実現しています。
ウッドデッキは、素材のこだわった商品になっていて、とても良くお客様の建物を引き立たせています。
砂利には、錆色を使用することで暗くなることなく、高級感のあるお庭に変身することに成功しました。
この度は、弊社へ工事のご依頼を頂きまして本当にありがとうございました。
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