庭や駐車場をおしゃれにガーデニングするための化粧砂利の敷き方

あなたのお家の外構工事(エクステリア工事)を考えるとき、どのようなことを考えますか。

どなたにも共通することは、「おしゃれにしたい」「工事費用を安く済ませたい」という2点でしょう。

そんなとき、砂利敷き工事を取り入れることで美観を保ちつつ安価にすることができます。例えば、10平米の土に対してタイル仕上げ工事を行うと20万円弱もの費用が掛かりますが、化粧砂利に変えると4万円程度の金額で済みます。

また、砂利を敷くことで防犯効果を得ることができたりお庭に視覚的な温かみをもたらすことができたりするのです。

ただ単に化粧砂利を撒くだけではいけません。

なぜなら、防草シート(ぼうそうしーと:雑草の育成を抑制するためのシート)を敷設してからでないと、雑草が生えてきたり化粧砂利が下地の泥と混ざったりしてしまうからです。

駐車場においては、車の轍部はコンクリートやタイルなどの堅固なものにしなくてはいけません。化粧砂利や防草シートをえぐってしまったり、タイヤで周辺道路に砂利をまき散らしてしまうことになりかねないからです。

このように、砂利にはメリット・デメリットがあります。

その点を踏まえながら、本記事で化粧砂利の敷き方を解説していきます。

もくじ

1.草刈り・整地

まずは、砂利を敷く箇所の雑草や石などを取り除きます。

このとき、なるべく平らに整地(せいち:土をきれいに均すこと)します。この作業を怠ると、仕上がりがデコボコになるばかりでなく、予定よりも多くの化粧砂利を使用しなくてはいけなくってしまったり、下地が見え隠れしてしまったりする恐れがあるのです。

スコップやジョレンなどの道具を用いて、足等で踏み固めながらきれいにしましょう。

排水桝などの仕上がりと同じ高さの障害物がある場合、砂利の厚み(30~40mm)よりも余分に(50~60mm)削り取ると化粧砂利を敷いた際の仕上がりがきれいになります。

砂利を撒く箇所すべての整地が終わった後、次工程へと移ります。

2.防草シート敷設

次に、防草シート(ぼうそうしーと:雑草の生育を抑制するために敷くシート)を敷設します。

多くの方はこの作業を怠ってしまうため、砂利を撒いてもすぐに雑草が生えてきてしまい、その結果お庭の美観を損ねてしまうのです。

もし、あなたのお宅に化粧砂利が敷いてあっても草が生い茂ってしまう場合、防草シートが無いことでしょう。

つまり、砂利敷き工事にはこの作業が必要不可欠なのです。

3.化粧砂利敷き

最後に、化粧砂利を撒いて均していきます。

このとき、砂利は小粒のもの(~15mm程度)は厚さ30~40mm程度敷き、大粒の物は粒の2倍程度の厚み分撒くようにしましょう。

これは、厚く敷きすぎると歩きずらくなり薄いと下地が見え隠れしてしまうためです。

まんべんなく砂利を敷き詰めて完成です。

まとめ

ここまで読んだあなたは、粗悪な業者の施工やただ砂利を撒くだけの砂利敷きでは、すぐに雑草が生えてきてしまったり下地が見え隠れしたりしてしまい、美観だけでなく実用性の無い工事となってしまうことが理解できたことでしょう。

ただ敷くだけの砂利敷きでは絶対ダメです。

小規模の工事であれば、どなたでも施工することができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

ただ、広い面積を施工する場合、残土処分(ざんどしょぶん:不要な土を処分すること)や多くの砂利が必要となるため、専門業者に依頼する必要があります。

その際は、草刈りや防草シート敷きをしっかり行ってくれる優良業者を選出しましょう。

弊社での施工例を以下に紹介します。

・ 神奈川県横浜市港北区で行った庭の雑草対策・砂利敷き工事

・ 静岡市清水区蒲原で行った化粧砂利敷き・雑草対策工事の事例

・ 外構工事で砂利を駐車場や庭に敷く際の種類を紹介

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