お庭のエクステリア工事を行うにあたって、駐車場を土間コンクリートに選択する人が大半です。
それは、メンテナンスや耐久性に優れている事が一番の理由で選ばれていると思われます。
お庭の駐車場を土間コンクリートにすることで雑草は半永久的に生えてこなくなり、落ち葉や砂利などの転がった物も掃きやすく掃除が大変楽になります。
また、耐久性はアスファルトなどに比べ、最も高く20年ほど持ちこたえてくれます。
ですが、施工方法を誤ったり、規定通り厚みが無いと早々に壊れてしまいます。
そうならない為にどのようにして施工方法を行っていくのかを本記事でご紹介します。
もくじ
1.土間コンクリートになぜ目地を入れるのか
土間コンクリートは、長い年数をかけて少しずつ収縮していきます。
そのため、一つのスパンが大きいとひび割れが発生してしまいます。その為、目地でスパンを小さくすることで収縮して出来てしまうひび割れを和らげています。
また、土間コンクリートに目地を入れると入れないで、とても外観に違いが出てしまいます。
上記の写真のように、何もない土間コンクリートだとひび割れもしやすく、無機質さだけが目立ってしまい、外観が悪く見えてしまいます。
上記の写真のように、目地がある場合だとスタイリッシュなデザインに仕上がってくれます。
その他に、車の駐車目安として活用できるので、乗り降りする際に車同士の幅が狭かったりなど、停車する位置を確認しながら車を収めることが出来ます。
2.目地を入れるパターン
土間コンクリートに目地を加えるにあたって、直線でスパンを区切っている住宅をよく見かけますが、アーチ状に並べたり、キャラクターのデザインを描いたりと様々な施工手段があり、お庭全体のバランスを見てチョイスすることが出来ます。
また、並べていく位置で駐車するサイズを変えれるため、敷地に合わせて均等に割った寸法や、自転車、バイク用に一回り小さく分けてスパンを確保することもできます。
3.目地の種類
土間コンクリートの入れる目地の種類は、大きく分けて5つあり下記へ一つずつ写真と共にご紹介していきます。
伸縮目地
伸縮目地は、通称エキスパンタイとも呼ばれ、駐車場をスタイリッシュに収めてくれます。
この材料には、スポンジが下に埋め込まれており土間コンクリートの伸縮を和らげる効果を発揮します。
レンガ目地
レンガ目地の特徴として自由自在に添えることが可能です。お庭の雰囲気に合わせてアーチ状に添えたり、区切りたいとこで直角も出すことができ、多様に扱うことが出来る製品です。
インターロッキング目地
インターロッキング目地は、レンガ目地とほぼ一緒の製品になります。
強いて言うのであれば、吸水性に特化していて水勾配が取りきれないときや水平に等しい場合などでもインターロッキングに水が浸透していき水溜まりのできる危険性を和らいでくれます。
人工芝目地
人工芝目地は、駐車場に緑を取り入れることができ、自然豊かな雰囲気を味わえます。
また人工芝なのでメンテナンス要らずになり、綺麗なお庭を長期間の間維持することが出来ます。
砂利目地
砂利目地は、良く一般的に使用される施工方法であり、よくお目にかかれると思います。
色のついた砂利など多種多様にあり、どれを選択するかによって駐車場の雰囲気が変わりおしゃれに仕上がります。
ただ、車のタイヤにより砂利を散らかしてしまう懸念があります。
まとめ
ここまでの紹介で、どのような目地の種類が存在するのかをご理解いただけたかと思います。
1つの種類でもデザインが多様に選ぶことが出来るので迷ってしまうかもしれませんが、用途に合わせ、選択することをお勧めします。
ただ、ひび割れの事ばかり気にしすぎて、アバウトなお庭にならないよう気を付けましょう。
お悩みの際は、一度外構専門業者・エクステリア会社へと問い合わせをして、図面及びパース図を作成してもらうことをお勧めします。
ここまで本記事を読んで下さりありがとうございました。この記事が、あなたのお役に立つことを願っています。