今年も、もうすぐ梅雨の時期を迎えます。雨が沢山降り続ける中、車から乗り降りするとき、一人のときは手軽に乗り降りできると思いますが小さなお子さんや沢山の手荷物がある時、非常に困難だと思われます。
そんな時、カーポートが設置されていれば急ぐことなく雨にも濡れず快適に乗り降りできることでしょう。
また、カーポートには大切なお車を落下物や鳥の糞から守ることや、車のフロントガラスが凍ってしまうことなど解消してくれます。
それに、カーポートの屋根に敷いてあるパネルは、熱線遮断タイプがあり熱量を半減する為、真夏の暑い日でも車の中はそれほど熱くなりません。
本記事では、このように利点の多いカーポートの設置工事を行った施工事例をご紹介します。
もくじ
施工を行ったカーポートのご紹介
今回カーポートの設置工事は、既存の土間コンクリートにカーポートを設置する工事でした。
設置した製品は、「三協アルミ スカイリード両側支持タイプ 2台用」を採用いたしました。上記の写真のように、カラーのバリエーションも豊富にあります。色に迷われた際、住宅のサッシの色と合わせることで統一感が増します。
また、冒頭でご説明したように屋根パネルにも種類があり、性能もそれぞれ違うため選択する際には、下記の写真を見て良くお考え下さい。
上記の図のようにカーポートが連結している為、屋根の勾配を一定にする必要がありました。
そこで、前4本の柱をロング柱という規定より長く強度と重さのある柱を使い、後ろ4本の柱は、標準の柱を採用しました。
柱の高さを前から一定に下げていき、尚且つ道路正面から見たときに柱の通りを揃えるため、シビアな作業となりました。
このように施工したことで、勾配がしっかりととれている為、屋根の上に枯れ葉などがついても流れる様になっております。
今回行ったカーポートの設置工事では、床面が土間コンクリートになっていた為、柱の箇所を切り抜く施工方法となりました。
切り抜いたコンクリートは、再度同じ材質のコンクリートを敷きならしますが、どうしても継ぎ目が出来てしまい気になってしまうかと思われます。ですが、カーポートを設置する際にコンクリートと一緒に施工することで綺麗に収まります。
カーポートの雨どい設置の際に、後方の柱の近くに雨水の配管が通っていた為、そこに接続し、上記の写真のように雨どいをコンクリートに埋め込むことが出来ました。
このように施工することで雨どいからでる雨水が足元に出なくなり、直接雨水マスのほうへ流れ込むため綺麗に収めることが出来ます。
コンクリートがなければ費用もそれほど掛からずに接続することが出来るため、この施工方法を行うことをお勧めします。
まとめ
上記の写真が、道路正面から撮らせていただいたカーポート設置後の写真となります。
奥行約5mあるカーポートを縦に連結し、奥行10m以上となったカーポート、とても広々とした造りになっております。
しかし、カーポートにもメンテナンスがあり定期的に行わないと雨どいがオーバーフロー(おーばーふろー:溢れてしまうこと)してしまいます。
周りの状況にもよりますが、目安は半年に1度、雨どいのキャップを外し泥や枯れ葉を取り除くことです。
カーポートには様々なメーカー、種類がありますのでお客様の御要望に合わせて、外観・サイズを選定して商品を紹介いたします。
ご検討の際は、お近くの外構工事専門業者・エクステリア会社へとお問い合わせください。