外観を美しく保つためには、「定期的なメンテナンス」が必要です。構造物は時間の経過と共に劣化していくからです。
例えば、木の剪定(せんてい:木の枝や葉を切り落とすこと)やエクステリア製品(フェンスやウッドデッキなどの)の壊れた部分の交換、さらには色あせた箇所の再塗装などがあります。
このとき、お庭のメンテナンスは美観を保つだけではありません。「安心・安全なエクステリア」の環境を維持するために欠かせないことです。
もくじ
メンテナンスの重要性
例えば、フェンスの柱が腐食していたり、フェンスの本体がグラついていたりしたらどうでしょう。
フェンスというものは、外部からの不審者の侵入を防いだり高所からの墜落を阻止できる安全なお庭づくりには欠かせないものです。
もし、その防護柵の柱が腐食してしまうと、侵入路ができたり寄りかかったときに折れたりしてしまうため、大変危険です。そのため、フェンスの異常に気が付いた時は直ちに交換・修理が必要です。
他には、ウッドデッキの場合も同様に、手入れをしなければ機能性が著しく低下してしまいます。
例えば、本木(ほんもく:本物の木)で作られたウッドデッキの場合、防腐・防虫剤を定期的に塗り込まなければ雨や湿気で腐ってしまいます。その結果、床板(ゆかいた:床の材料)の腐食や手すりのグラつきが発生してしまい、大変危険です。
床板が腐ってしまうと、足を踏み外してしまう可能性があります。もし、落ちた時の足の位置が悪ければ、骨折してしまう危険性があります。
一方、手すりがグラついていることに気付かずに寄りかかった場合、そのまま倒れてしまう危険性が考えられます。
つまり、構造物が劣化してしまうと、見栄えが悪くなるだけでなく、壊れたり怪我の原因になったりしてしまうことになりかねないということです。
ここまでの内容を理解すれば、エクステリアのメンテナンスの重要性が分かります。
メンテナンスを怠ると、維持費が大きくなる
もし、手入れをせずに放置してしまうと、作り直さなければいけなくなります。すると、工事に莫大なお金が必要になってしまいます。修理や塗装するだけの作業ではなく,既存(今現在あるもの)の物を壊して再構築しなくてはならなくなるからです。
このようなリスクを防ぐためには、フェンスなどの固定金物の点検やウッドデッキの再塗装が必要です。一般的に、木材の塗装の寿命は5年程度ですが、「そろそろ5年経つから再塗装してもらおう」などと考える人はなかなかいません。そのため、ボロボロになってから外構専門業者(エクステリア業者)に相談してしまい、メンテナンス費用が高額になってしまう方は多いです。
壊れてからでは遅いため、単純に「傷みが目に見えてわかるようになったら」すぐにエクステリア業者に相談してください。早い段階で対処すれば、最小限の費用で手入れを行うことができます。
これらのことからわかるように、お庭のメンテナンスは「ご家族の安心と安全」「美観の維持」には欠かせません。
われわれ外構業者は、あなたの快適な住まい環境をサポートするために活動しています。
お庭や住まいの小さな疑問やお悩みなど、どれだけ小さなことでも良いのでお気軽にご相談下さい。