静岡県東部:富士市松岡の土間基調のシンプルモダンエクステリア工事

静岡県東部の富士市松岡で行った、シンプルモダンのエクステリア工事をご紹介します。

奥様からの強い要望があり、「飽きのこないシンプルなデザインにしたい」「無駄のないスタイリッシュなデザインにしたい」という意見を参考にプランニングさせていただきました。

ご提案させていただく際は、建物が大手ハウスメーカー独特の高級感のある外壁なので、それを損なうことのないように注意していきます。

大きなポイントとしては、「迫力のあるカーポート」と「スタイリッシュな門柱」です。

これらを配置することにより、土間コンクリートのみのデザインから一気に意匠性が増していきます。

前面に柱の無いカーポートなので駐車がしやすく、視界を遮らないのでより広く見せることができます。

門柱は、デザインボードを貼り付けることにより汚れの付着が少なくメンテナンス性も考慮し、ワンポイントでマーブル柄の板を取り付けています。

もくじ

カーポート

上記写真の商品は、LIXILのアーキフランワイドという独特な形状をした商品です。

見ての通り迫力がとてもあり、旦那様が一目で決めたほどインパクトがあります。

デザイン性ももちろんですが、車庫入れする際に邪魔になる前面の柱が無いため、「カーポートの柱に車をぶつけてしまった」という最悪の事態を防ぐことができるのです。

また、閉塞感がないので動線の障害になるようなこともなく、駐車スペースやお庭の空間を広く見せる演出もできます。

LIXIL(リクシル)のカーポートの種類をデザイン別にご説明します」で詳しく解説していますのでご覧ください。

土間コンクリート

土間コンクリートは、奥様からのご要望ですべてコンクリートのみとさせていただきました。

デザイン的にはさみしい感じもしてしまいますが、それらをカーポートや門柱で補っているため利点しかありません。

それは、メンテナンスがとても楽なことです。タイルやインターロッキングは、意匠性が良い分汚れが目立ちやすく定期的に掃除をしなくては美観が保てません。

しかし、コンクリートは汚れが目立ちにくく頑丈で、足元が滑りにくくなります。

もちろん、土間コンクリートは収縮によるヒビが入りやすいので、4分割して伸縮目地を挿入しています。詳しくは、「土間コンクリートのひび割れ防止の伸縮目地の間隔や材料を紹介」をご覧ください。

境界フェンス

境界部は、段差があるためフェンスを設置します。

この際、お庭の砂利がこぼれないようにするため化粧ブロックを1段積んでからフェンスを設置させていただきました。

上記写真のように、メッシュフェンスですのでお子様が遊んだ際に砂利が飛び散ることが容易に予想できたのでこちらの対策をさせていただきます。

裏庭のスペースは、お隣さんのお庭と向かい合わせになっているため、目隠しフェンスを設置しました。

プライバシーの保護をするばかりでなく、高さがありますので防犯や強風による物の飛散防止にもつながります。

化粧ブロックはTOYO工業のライク、メッシュフェンスはLIXILのハイグリッドフェンスUF8型、目隠しフェンスはLIXILのセレビューフェンスR3型を使用しています。

門柱設置

上記写真のデザイン門柱は、スタイリッシュに仕上げることを一番に考えました。

強度を考えながら積んだ下地ブロックに各種パーツを現地で加工して組付けていきます。

門柱側面と天端(てんば:上面)は、アルミ製の笠木(かさぎ:塀や門などの上に設置する物)で縁取っています。これは、三協アルミの笠木パーツを使用しています。

デザインボードは、タカショーのエバーアートボードを使用して、黒を基調に一部マーブル模様を取り入れてデザインしました。

ポストは壁に埋め込まれていて、前から入れたものを後ろから取り出すような作りとなっています。門柱をスタイリッシュに見せるため、口金(くちがね:開閉部の金具部分のこと)しか見えない作りにして、ポストのデザインを前面に出さないようにしました。三協アルミのSOV型を使用しています。

インターフォンのコードを壁の中に通して、子機と表札を取り付けました。

砂利敷き

雑草対策として、防草シートを敷いた上に上記写真のような砂利を撒きました。

これにより、雑草の育成を大幅に削減することができます。詳しくは、「庭の雑草対策のための防草シート+砂利敷き工事の費用解説」をご覧ください。

完成写真

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