外構工事を依頼する業者の選び方:相見積もりの重要性

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外構工事(エクステリア工事)を行うためには、施工をしてくれる外構専門業者(エクステリア業者)を見つけて依頼する必要があります。

新築の方の場合、建物を建ててくれる会社にエクステリア工事を依頼する方は多いです。

ただ、これらの業者は実際に施工するのではなく、そのほとんどが下請けの会社に丸投げして20~30%の中間マージン(手数料)をチャージしています。例えば、手数料が30%で100万円の外構工事を行う場合、30万円は元請け業者の利益になるということです。

そのため、エクステリア業者に直接工事を依頼する方はたくさんいます。

一方、お庭のリフォーム・リノベーションを行う方の場合、家を建てる訳ではないのでハウスメーカーや工務店に工事をお願いすることはまずありません。そのため、ほとんどがホームセンターや外構専門業者と契約をします。

なお、ホームセンターもハウスメーカーや工務店と同様に、実際の工事は下請け業者に丸投げをして手数料を抜いています。そのため、新築を建てられる方もそうでない人もエクステリア業者に直接工事を依頼する方がほとんどです。

ただし、外構専門業者だから安心してはいけません。エクステリア業者の中には、手抜き工事をしたり水増し請求をするような悪徳業者がほとんどだからです。

もくじ

外構業者の見つけ方

外構専門業者を探そうとしたとき、多くの方は雑誌やインターネットを活用したり、広告を見たりして見つけようとします。

しかし、これらはお金を書ければ悪徳業者であっても良いことのみを書くことができてしまいます。そのため、これらだけで判断するのは得策とは言えません。

そこで、無数に存在するエクステリア業者の中から一握りしかいない優良業者を見つけるには、実際に見積もりを依頼するのが有効です。今では、ほとんどの外構専門業者が無料見積もりを行ってくれるため、それを利用すると良いです。

pixta_5413173_S無料見積もりとはいっても、現地調査や3Dパース(立体的な図面)の作成、細かいアドバイスを受けることができます。

そのため、表面的なことだけではなく、その会社の対応力や提案力を見れるのでお勧めです。

このとき、一社のみに依頼してはいけません。他の会社と比べなければ、良いところや悪いところを見分けることができないからです。

そこで、業者選びを行う際は必ず相見積もり(あいみつもり:複数の会社に見積もりを依頼すること)を行うようにしましょう。なお、弊社は「見積り外構工事」に加盟しています。弊社の対応エリア以外で外構工事を行う場合、相談してみることをオススメいたします。

相見積もりの重要性

エクステリア業者を選ぶのが難しい最大の理由は、「購買経験がないから」です。そのため、一社のみの見積りや提案を受けても良し悪しを判断するのは難しいです。

そこで、あいみつを行うことで、工事費用や提案力を見比べることができるため、あなたに合った業者を見つけることができます。

例えば、値段にこだわりがある場合、同じ提案内容で一番安いエクステリア業者を選別できます。一方、提案力を重視するのであれば丁寧に対応してくれる会社を選べます。

ただし、相見積もりを行う業者が多い訳ではありません。比べる会社が多すぎてしまうと、選択肢がありすぎて選べなくなってしまうからです。また、一社ずつ対応しなければいけないため、労力がかかるのも一つの理由です。

そのため、相見積もりは最大でも3社以内にしましょう。3社以下であれば、一つ一つの会社を深く知ることができます。

このとき、それぞれのエクステリア業者に「他社にも見積もりを取っています」と伝えておきましょう。競争原理が働くため、より良い提案を期待できるからです。その中で、あなたのことを第一に考えてくれる会社を選べば良いです。

ただ、中には「相見積もりは面倒くさい」という方がいます。しかし、前述の通り一社のみでは優良業者を見つけ出すのは難しいです。そのため、最低でも2社にあいみつを取ることをお勧めします。

悪徳業者が蔓延している中で、一握りの優良業者を見つけるためにはそれなりの労力がかかります。しかし、それを苦とせずに取り組めるかどうかで優良業者に出会える確率が大幅に上がります。

あなたが思い描く理想の庭を再現するために、信頼できる業者探しに全力を投資するようにしましょう。

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